先輩インタビュー

入社
2019年4月
イニシャル
S.T
年齢
20代前半
性別
男性
所属
東日本技術部
職種
セキュリティアナリスト

ITだけではない幅広い分野の知識が、
いざというときに役に立つ

 

忘れられない会社説明会

情報系の専門学校でプログラミングからデータベースの扱い方、エクセルやワード、さらにCGなど、かなり幅広く学びました。というのも、セキュリティはIT全般の総合力が問われると思うので、興味を広く持とうと思っていたんです。その経験は、実際に仕事のなかでも活きています。

 

就職活動では会社選びの際に、学生ながら実績を問う会社が多く、自分には確たる実績もなくどうしようかと。そんなときにセキュアヴェイルの説明会に参加して、「若いエンジニアを育てる」というスタンスを知って、僕に合っていると思いました。

 

会社説明会では、もう1つ印象的なことがありました。採用担当者がレクリエーションのなかで、こんな問いかけをしました。Aさんがある複雑な図形を見て、それをBさんに伝えて絵を描いてもらうという話なんですが、制限時間も短くとても伝えきれないんです。僕は人に伝えるのは難しいと感じていると、採用担当者が、「コミュニケーションにおいては、伝える側だけががんばるのではなく、聞く側も相手の意図を汲み取る姿勢があってはじめて成立する」と。いまも仕事の際に、「相手の話に興味を持って聞くことができているか」とこの話を思い出しています。

「仕事は準備9割」と言うけれど……

現在はセキュリティアナリストとして、ログの分析や調査を行い、お客様に対して月次で報告書を提出する業務を行なっています。その他にも、新しいセキュリティ製品の調査や検証も任されています。ログ分析や新製品の検証においても、学生の頃から培った幅広い知識が役に立っていて、前任者や上司も思いつかない視点で業務の改善や顧客対応もできているのではないかと思います。

 

とはいえ、日々の業務のなかでは大変なこともあります。以前、お客様の製品の設定変更をするという業務があり、事前にどんな設定変更をするか手順を洗い出し、その方法が正しいか検証も行い、設定変更の当日を迎えました。ところが、お客様の会社へ行ってみると、想定より作業の時間が短く、時間は刻一刻と過ぎていきました。それでも、事前に確立していた手順を追って、なんとか時間内に終えることができたんです。

 

本当に焦りました。社会人の心得として、よく「仕事は準備9割」と言いますが、いくら準備しても現場で何が起こるかはわかりません。そのときに力になるのは、普段からの勉強ではないかと。「準備」のなかには、何があっても対応できるように、常に広い視点で勉強をすることも含まれていると思いました。

これからの時代にあったサービスを提供する

この先、セキュリティの必要性は変わってくると思っています。セキュリティ対策はできていて当然という時代が来るのではないでしょうか。そのときに、セキュリティだけをやっている会社では、社会にとってもメリットがありません。セキュリティにプラスして、別の価値をサービスとして提供していくことが求められるはずです。

 

一方で、ログを分析するのは、セキュリティの専門家である我々がやらないといけない分野です。その上で、お客様目線で有意義なサービスを提供したいですね。それから、自分が得た知見や経験を社内で共有し、後輩にも伝えていくことが重要だと思います。セキュアヴェイルに入社してくる人は、必ずしもITについて勉強している人ばかりではありませんから、1から順番に何が大事かということをコミュニケーションしていきたいと思います。

「オフの過ごし方」
“いい人生”を送るためのオフ

オフの日には、YouTubeやマンガで、芸術系や科学系、生物とか数学など、いろいろな分野に興味を広げて見るようにしています。そうやって知見を増やして、例えば絵画を観て、自分ならではの感想を持てたら、なんか“いい人生”が送れそうじゃないですか。

 

▼水族館で撮影したクラゲ

 

あとは、仕事と関係のあるITの勉強もしています。ただし、勉強といっても、仕事のためにITを勉強するのではなくて、そもそも僕自信がITのことを深く知りたいから会社に入ったというスタンスなので、ITについて学ぶのは自分自身の目標でもあるので、楽しく勉強しています。