先輩インタビュー

入社
2020年4月
イニシャル
H.T
年齢
20代後半
性別
男性
所属
ログステア
職種
セキュリティエンジニア

先輩・上司の人柄と丁寧な教え方で、
文系出身でも不安はない。

 

安全保障としてのサイバーセキュリティに興味

文系の大学で経済学部にいました。模擬国連のサークルで、国連で行われている会議を自分たちでロールプレイするということをやっていました。それぞれが各国の大使になり、どんな戦略で会議に臨むか、自国だけでなく他国が達成したいこともすべて調べて、自分の国の利益を達成するために交渉もして、決議をまとめていくといった活動をしていました。

いまセキュリティの仕事をしていて思うのは、世界情勢にも左右されることもあり、世界の動きをキャッチするという点で、模擬国連の経験はいまの仕事にとても生かされています。他国ありきの模擬国連と顧客や攻撃者ありきのセキュリティの仕事は、多角的な思考が必要な点が似通っているとも思います。

 

文系学部でしたので、就職先としてIT業界は全く考えていませんでした。ところが、父がIT業界で、「文系出身の人もいる」と聞いて考えが変わりました。自分が興味のある安全保障の中でもホットな分野である、サイバーセキュリティの業界で働きたいと思ったのです。

 

会社選びをするなかで、セキュリティといっても、多くの企業はシステムエンジニアの募集だったり、セキュリティが業務の一部でしかなかったり、歴史が浅い企業が目立ちました。そのなかでセキュアヴェイルは20年の歴史があり、業界では草分け的な存在で、入社したら確実にセキュリティ分野に携われるということが魅力的でした。そして、大企業では本人の希望があっても配属しだいで業務内容が大きく変わりますが、最初から自分のやりたいことをやれるセキュアヴェイルが性に合っていると思い、この会社に決めました。

合理的な思考で失敗を分析。怒る人がいない

プログラミングの知識などは全然ありませんでしたが、しっかりとした研修もありますし、仕事についても、事前に先輩が進め方や必要な知識の参考となるサイトなどを一通りレクチャーしてくれるので、仕事をやりながら知識や技術はどんどん身に付きます。それに、先輩や上司がすごく優しくて面倒見が良い方ばかりで、わからないことも遠慮せずに聞けますし、丁寧に教えてくれるんです。学生の頃のイメージで、会社って怒る人がいるものだと思っていたので、そういう人がいないのはいいギャップでしたね。

 

失敗やミスがあっても、そこを責める人はいなくて、失敗を繰り返さないようにするにはどうしたらいいか、合理的な思考や議論をする人が多く、あらためてエンジニアの集まりなんだなと思います。

 

いまの業務内容は、主に3つあります。まず、お客様の通信内容をチェックして、怪しい通信がないかを検証し、毎月報告するレポート業務。それから自社製品に対するお問い合わせやサポート業務があります。3つ目として、自社製品に載せる新しい機能の企画開発を担当しています。新しい機能については、上司がおおまかに「こういう機能を載せたい」と決めて、それを載せるための具体的な中身を詰めていくのが企画の仕事です。

 

仕事での苦労といえば、自社製品と他社製品の整合性を検証する仕事があるのですが、はじめて触るような製品やツールを扱うのは、初見ではなかなか難しいですね。自社製品はログを収集して分析する製品ですが、他社さんの製品からうまくログを取れるのかといったことですが、わからないときはまず自分で調べて、それでも解決しない場合は、先輩や上司に聞くようにしています。みなさんすごい知見があるので、すぐに解答が出てくるんですよ。

友人の仕事を支えているんだという自負

仕事をしていてやりがいに感じるのは、弊社の顧客台帳がかなり分厚いんですが、その中に高校や大学の同級生が勤めている企業もたくさんあります。もちろん、そのことを本人に言うことはありませんが、友人の仕事を自分たちが支えているんだと実感できます。自分の仕事が身近な人の役に立っていると感じられるのは、うれしいですね。

 

今後については、まずいまの仕事を完璧にこなして、先輩の下から離れて、自分がしてもらっているように後輩たちの面倒を見られるようになりたいです。さらに10年後とか先の話ですが、例えばデジタル庁であったり公的な機関で働くのも面白そうだと考えています。もともと安全保障に興味があって、この業界を志したので、サイバーセキュリティについて国全体のサービスに携わる仕事も一度は経験したいと思っています。

 

 

「オフの過ごし方」
登ったり、走ったり。

体を動かすのが好きなので、会社が終わった後に、同僚や先輩とボルダリングに行ったり、自分でも川沿いを走ったりしています。割とアウトドアもインドアも好きで、キャンプに行くこともあれば、家で本を読んだり、ゲームをしたり過ごすこともあります。仕事柄、どうしても座っている時間が長いので、外に出て体を動かすのは、大きなリフレッシュになりますよね。