わたしが担当しているのは、セキュリティの営業です。
営業というと、片っ端から企業のドアをたたいて、足と勢いで稼いでいくみたいな印象があるかもしれませんが、セキュリティの世界では飛び込み営業なんてあり得ません。
それはなぜかと言えば、セキュリティとは、何かモノを売るわけではなく、お客様に寄り添って「お客様の課題とは何か」を把握して、最適なセキュリティ対策を提案し、その後も状況に応じて最適解を出し続けていくことだからです。1回だけウイルス対策ソフトやUTMといった機材を提案して、納品してオシマイではないのです。
今はインターネットを使わない企業活動はほとんどあり得ないほど、ネットワークが普及しました。だからこそセキュリティに関するニーズは企業規模の大小に関わりなく遍在しています。
実際にセキュアヴェイルがお取引しているお客様は大手の会社から中堅・中小企業まで含まれ、また業種・業態も一般企業から官公庁までと間口が広く、これまでにお取引したお客様は4000社以上になります。
わたしが担当しているお客様のなかにはグローバルに活躍している大企業もあって、街を歩くと看板を見たりとか、テレビのCMで見かける企業に対してセキュリティの提案とか案件をやっているというのは、自分の中でもちょっと誇れる部分かもしれません。企業規模の大きなお客様から大きい案件の発注をいただくと、その発注額の信頼を得た気がして、それはすごい達成感を感じます。
当社のSOC(セキュリティオペレーションセンター)では、お客様のネットワークの状態を常に監視し、毎日やりとりされる膨大な通信のLogを取って、ネットワークの状態、負荷の程度、あるいは不審な動きがないかをしっかり見極めています。Log分析をした結果、お客様がまだ気づいていないような問題を見つけることもあります。
わたしたち営業はこういった情報をセキュリティエンジニアと連携し、最適なセキュリティを実現するための提案をして、ひきつづきお客様のシステムの構成変更や新たな脅威の発生などに応じて次の最適解を提案していくことになります。
日々の運用の中で出てくる新たな問題、新しい脅威に対応して、お客様のセキュリティシステムを最適な状態に保つために、運用報告会の開催など、お客様との定期的なミーティングを行うことは欠かせません。これがセキュリティ・コンサルタントのお仕事です。
食べ歩きが大好きで、今は食べログのハンバーガーのベスト100制覇を目指しています。旅行では47都道府県のうち30まで踏破。毎週土曜日にはアーチェリーの練習をして、月に一回以上は仲間で集まってバンドをやってストレス発散したり、家の近くの映画館にも行きます。夜は24時間利用可能なジムでトレーニング。
好奇心旺盛で行動力があるので、土日は基本的に家にいたくないタイプです。ゆっくりするのは苦手で、動き回ったほうがかえって気分転換になるし、休まります。