SecuAvail NEWS(Vol.11 2017.7)
次世代ファイアウォールの膨大なログを使いこなす!
セキュリティ情報
IT専門の調査会社・IDC Japanはこのほど、国内情報セキュリティ市場に関する2016年から2021年までの予測を発表しました。運用管理をはじめとしたセキュリティサービス市場は、2021年には2016年の約1.3倍の9,434億円に拡大するとしています。
同社によると、国内セキュリティサービス市場の2016年の市場規模は7,190億円(前期比5.1%増)。2021年までの年間平均成長率は5.6%になるとの見通しです。一方、ソフト・ハードを合わせたセキュリティ製品市場は、2016年の2,839億円(前期比5.1%増)から、2021年には3,477億円になると予測しています。
5月に施行された改正個人情報保護法や高度化するサイバー攻撃の影響が2017年の成長の背景となり、2018年以降は、東京オリンピックに向けての社会インフラ防御や個人情報保護対策強化への動きが需要を支えるものと、同社ではみています。特にセキュリティサービス市場では、高度な専門知識を必要とするセキュリティサービスや、クラウド環境へのセキュリティ対策の導入・構築・運用サービスへの需要が拡大するとのことです。