2001年、未だSOCという概念がなく、ITセキュリティが一部の重要なシステムを持つ人だけに必要とされた時代に、当社は創業しました。

商品はファイアウォールの構築と運用。2021年の今日に至るまで連綿と受け継がれるサービスですが、24時間365日の監視ができる設備や体制はまだなく、大阪市北区のとある会社に間借りしてのスタートでした。

2003年、現在の大阪本社、アーバンエース東天満ビルに移転し、6組12名のシフト体制で24時間365日の有人監視サービスを開始。最初は月額数十万円の売上でしたが、今では年間数億円というセキュアヴェイルの屋台骨を支えるビジネスに成長しました。

2006年、大阪証券取引所ヘラクレス市場（のちにJASDACに市場統合）に上場。当時は不本意ながら「卸売業」に区分されました。セキュリティ機器の販売による売上が全体の50％以上を占めていたためです。
その後、企業体質の転換に取り組み、 10年後の2016年にようやく「情報・通信業」と認められました。

2017年に株式会社キャリアヴェイル、2020年に株式会社LogStareを設立。セキュアヴェイルグループとして、プラットフォームを開発するLogStare、セキュリティ運用サービスを提供するセキュアヴェイル、自社ツールと自社サービスに特化した人材育成と派遣を行うキャリアヴェイルの3社体制を確立し、創業時から思い描いてきた垂直統合型のITセキュリティ事業がようやく実現しました。

2021年、この20年間のIT技術の進歩と普及は目覚ましく、今やインターネット通信は、電気や水道と同じように「安全」で「止まらない」ことが当たり前の社会インフラとなりました。
ITセキュリティは誰もに必要とされ、セキュリティ運用の重要性が理解されつつあります。
私たちセキュアヴェイルは、数少ないITセキュリティ“専業”企業として、これからもお客様に役立つサービスを提供し続けます。