当記事では、LogStare Collector(以下、LSCと記載)にて収集したログデータの圧縮周期について記載します。
概要
LSCは、収集したログデータを通常日次にて圧縮します。この圧縮処理は1時間周期に変更することも出来ます。
圧縮保管周期の変更方法
変更方法はLinux版、Windows版共に共通です。
- LSCを停止します。
- {LSCのインストール先ディレクトリ}/logstarecollector/etc配下のlsc-site.confファイルを編集します。必要であればバックアップを取得してください。
- 「channel_log_pattern」における規定パラメータ「yyyyMMdd」の末尾に「HH」を追記することで圧縮周期を1時間周期に変更することが出来ます。
【変更前】
~省略~ # directory for channel logging channel = ${sa_kallista_home}/data/channel # channel Log Pattern channel_log_pattern = yyyyMMdd ###変更対象### # relay File(hlog) Rotate Interval (min) relay_rotate_interval = 1 ~省略~
【変更後】
~省略~ # directory for channel logging channel = ${sa_kallista_home}/data/channel # channel Log Pattern channel_log_pattern = yyyyMMddHH ###変更対象### # relay File(hlog) Rotate Interval (min) relay_rotate_interval = 1 ~省略~
- LSCを起動します。
圧縮周期の変更はパラメータ変更後から反映されます。圧縮周期の変更は既に圧縮されたログデータやログ検索に影響はありません。
備考
圧縮周期を日次周期から1時間周期に変更した時、最初に圧縮されるログデータは圧縮周期を変更した日時の0:00から圧縮周期変更後のHH:00までに収集したログデータが対象になります。従って、最初に圧縮されるログデータはそれ以降に圧縮されるログデータと比較してデータサイズが大きくなる可能性があります。
以上でLogStare Collectorにて収集したログデータの圧縮周期についての説明は終了です。
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