当記事では、LogStare Collector v2.1.1build210324(以下、LSCと記載)より追加されたLocale設定方法についての説明を記載します。
目次
対象バージョン
LogStare Collector v2.1.1build210324以降のバージョン
概要
従来OSのLocale設定がLSCに反映されていましたが、v2.1.1よりLSC側でも明示的にLocaleを設定出来るようになりました。設定ファイル「lsc-site.conf」へパラメータを追記することでLocale設定が可能となります。
OSのLocale設定が日本語であるにも関わらず、英語表記のアラートが通知される等の事象が発生する場合、Locale設定にて明示的にLSCの使用言語を日本語に固定することで当該事象を解決することが出来ます。
Locale設定例
設定ファイル「lsc-site.conf」はインストール先に生成されるディレクトリ「logstarecollector\etc」配下に生成されます。下記はLinux版LSCでの設定例になります。
- 設定ファイル「lsc-site.conf」へパラメータを追記するためLSCを停止します。
cd /usr/local/logstarecollector/sbin ./stop_kallista.sh
- lsc-site.confへ「lsc.locale=言語.国」の形式で言語設定を追記します。
vi /usr/local/logstarecollector/etc/lsc-site.conf ~省略~ #日本語設定例 lsc.locale=ja.JP
- 日本語以外に下記の言語を設定できます。
-
- 英語:lsc.locale=en.US
- 韓国語:lsc.locale=ko.KR
- LSCを起動します。
cd /usr/local/logstarecollector/sbin ./start_kallista.sh
Locale設定による表示言語の変更箇所例
英語の場合
日本語の場合
以上でLogStare CollectorのLocale設定方法についての説明は終了となります。
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