LogStare Collector リファレンス

LogStare CollectorにおけるSSL化(HTTPS化) Windows版

この記事は投稿日から4年以上経過しています。

当記事では、Windows版のLogStare Collector をSSL化(HTTPS化)に対応する手順について記載します。
※SSL対応はLogStare Collector 1.7.0以降のバージョンにてご利用いただけます。

また、SSL化(HTTPS化)に対応したLogStare Collectorより別のLogStare Collectorへリストアした場合、下記のファイルはリストア手順では復元されないため、手動での更新が必要になります。

  • jetty.xml
  • kallista_env.sh

事前準備

  • LogStare Collector (以下 : LSC) のバージョンが1.7.0以降であることを確認します。
    ※システム設定 > ライセンス > LogStare Collector バージョンより確認します。

設定内容

  1. LSCがインストールされている機器にkeystoreファイルを用意します。
    ※JKSタイプのkeystoreファイルをご用意ください。
    ※keystoreファイルの作成はサポート対象外となります。
    なお、下記のツールなどをご利用いただくと簡単に生成することが可能です。
    参考:KeyStore Explorerのダウンロードサイト
  2. 作成したSSL証明書のファイルパスを確認します。
    ※今回はC:LogStareCollectoretcにkeystoreファイルが格納されています。
  3. C:/LogStareCollector/etc/jetty.xmlを編集します。

    変更点は赤字にて記載のある以下の項目です。
    ・8443 → HTTPS通信にてご利用のポート番号を記載します。
    ・80 → HTTP通信にてご利用のポート番号を記載します。
    ・C:/LogStareCollector/etc/keystore → SSL証明書のファイルパスを記載します。
    ・SAPassword → SSL証明書のパスワードを記載します。
    以下は設定例となります。

    ※変更後保存します。
  4. C:/LogStareCollector/sbin/kallista_env.shを編集します。

    変更点は以下の項目です。
    ・set SSL_ENABLE=false → set SSL_ENABLE=true

    set SSL_ENABLE=true

    ※変更後保存します。

  5. LSCを再起動します。

    以上でWindows版のLogStare Collector をSSL化(HTTPS化)に対応する手順は終了です。なお、Linux版については下記の記事にて説明いたします。
    LogStare CollectorでのSSL化(HTTPS化) Linux版

記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

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