当記事では、Windows版のLogStare Collector をSSL化(HTTPS化)に対応する手順について記載します。
※SSL対応はLogStare Collector 1.7.0以降のバージョンにてご利用いただけます。
また、SSL化(HTTPS化)に対応したLogStare Collectorより別のLogStare Collectorへリストアした場合、下記のファイルはリストア手順では復元されないため、手動での更新が必要になります。
- jetty.xml
- kallista_env.sh
事前準備
- LogStare Collector (以下 : LSC) のバージョンが1.7.0以降であることを確認します。
※システム設定 > ライセンス > LogStare Collector バージョンより確認します。
設定内容
- LSCがインストールされている機器にkeystoreファイルを用意します。
※JKSタイプのkeystoreファイルをご用意ください。
※keystoreファイルの作成はサポート対象外となります。
なお、下記のツールなどをご利用いただくと簡単に生成することが可能です。
参考:KeyStore Explorerのダウンロードサイト - 作成したSSL証明書のファイルパスを確認します。
※今回はC:LogStareCollectoretcにkeystoreファイルが格納されています。
- C:/LogStareCollector/etc/jetty.xmlを編集します。
変更点は赤字にて記載のある以下の項目です。
・8443 → HTTPS通信にてご利用のポート番号を記載します。
・80 → HTTP通信にてご利用のポート番号を記載します。
・C:/LogStareCollector/etc/keystore → SSL証明書のファイルパスを記載します。
・SAPassword → SSL証明書のパスワードを記載します。
以下は設定例となります。
※変更後保存します。 - C:/LogStareCollector/sbin/kallista_env.shを編集します。
変更点は以下の項目です。
・set SSL_ENABLE=false → set SSL_ENABLE=trueset SSL_ENABLE=true
※変更後保存します。
- LSCを再起動します。
以上でWindows版のLogStare Collector をSSL化(HTTPS化)に対応する手順は終了です。なお、Linux版については下記の記事にて説明いたします。
LogStare CollectorでのSSL化(HTTPS化) Linux版
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