LogStare Collector リファレンス

LSCサーバのディスクの空き領域が無くなったときの対応について Windows版

この記事は投稿日から4年以上経過しています。

当記事では、LogStare Collector をインストールしているWindows サーバにおいて、ディスクの空き容量が無くなってしまった際の対応方法について記載いたします。

実施する内容は、下記の通りです。

  1. LogStare Collector 停止
  2. 古いログファイルを削除
  3. ディスク空き容量が無くなった日のログファイルの圧縮
  4. LogStare Collector 起動
  5. 収集ログ保管期間・監視データ保管期間を短縮 (有償版ライセンス or 3ヵ月無料ライセンスが適用中である場合)

事前準備

当記事におきましては、インストール先のパスを変更していない([C:LogStareCollector] としている)前提の記事となっております。
LogStare Collector のインストール先を[C:LogStareCollector] 以外に設定している場合は、LogStare Collector のインストール先パスを確認し、適宜読み替えて作業を実施いただけますようお願いいたします。

設定内容

  1. LogStare Collector を停止します。
    インストール時、デスクトップ上に作成されるショートカット「LogStare Collector (終了)」をダブルクリックして下さい。
  1. 古いログファイルを削除します。ログデータのパスは、デフォルトの場合以下の値となっております。
    C:LogStareCollectordatachannel[1][2]

    [1], [2] はそれぞれ、

    1. 削除を行うログファイルのプロトコル
      例)Syslog = SYS, WMI = WEL 等...
    2. 機器の登録順にてナンバリングされるID ※機器情報登録を実施した順

    上記値を指定します。

  1. ディスク空き容量が無くなった日のログファイルが非圧縮の状態で残っている場合は、それらのファイルを圧縮します。
    ※[C:LogStareCollectordatachannel] 配下の全ディレクトリに目を通す事を推奨いたします。
    ※当作業はコマンドプロンプトにて実施いたします。
  2. #ログデータが配置されているパスに移動します。今回は[WEL1] 内にあるログデータとします。
    C:>cd C:LogStareCollectordatachannelWEL1
    
    #圧縮します。[lsc.YYYYMMDD.log.gz] の[YYYYMMDD] は、ディスクの空き容量が無くなった日付とします。
    C:LogStareCollectordatachannelWEL1>"C:LogStareCollectortools7za.exe" a -tgzip lsc.YYYYMMDD.log.gz lsc.YYYYMMDD.log
    
    7-Zip (A) 9.20  Copyright (c) 1999-2010 Igor Pavlov  2010-11-18
    Scanning
    
    Creating archive lsc.YYYYMMDD.log.gz
    
    Compressing  lsc.YYYYMMDD.log
    
    Everything is Ok
    
    #圧縮元のファイルを削除します。
    C:LogStareCollectordatachannelWEL1>del lsc.YYYYMMDD.log
    
  1. LogStare Collector を起動します。

    インストール時、デスクトップ上に作成されるショートカット「LogStare Collector (開始)」をダブルクリックして下さい。

  1. 収集ログ保管期間を短縮します。赤枠で囲っている部分を編集してください。

    収集ログ保管期間の短縮が完了しましたら、[更新] ボタンをクリックして下さい。

以上にて、対応は完了です。

LogStare Collector 無償版

記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

【仕様】VPNトンネルの認証方式においてIKE2を使用した場合、「FortiGuard_VPNステータス」が正しく監視できない前のページ

LSCサーバのディスクの空き領域が無くなったときの対応について Linux版次のページ

ピックアップ記事

  1. Zabbixヒストリデータのレポート生成について
  2. ログフォワーダー「okurun.jar」について
  3. 自社製品をAMIにしてAWSマーケットプレイスへ出品
  4. IoT機器「Raspberry pi」とLogStare Collectorで温…

関連記事

  1. LogStare Collector リファレンス

    グループの追加について

    当記事では、LogStare Collector(以下、LSCと記載)…

  2. LogStare Collector リファレンス

    LogStare Collectorサーバ再起動時の注意事項

    当記事では、LogStare Collector(以下、LSCと記載)…

  3. LogStare Collector リファレンス

    LogStare Collectorでの冗長化監視の設定方法について PaloAlto版

    当記事では、PaloAltoにおける冗長化監視の設定方法について記載し…

LogStare Collector 無償版
月額200円でM356の監査ログの運用レベルUP LogStare M365
AWSのログ分析・モニタリングに 次世代のマネージド・セキュリティ・プラットフォーム LogStare

  1. NW機器

    PaloAltoのIPsec IKEv1 Phase1におけるトラブルシューティ…
  2. NW機器

    Nutanix Prism ElementにおけるSNMP監視/REST API…
  3. ログ分析・監視テクニック

    nProbeであらゆる通信をログに記録し可視化する
  4. 実践記事

    DNSキャッシュポイズニングやってみた
  5. AWS/Azure

    AWSマーケットプレイス上から無償版のLogStare Collectorを試す…
PAGE TOP