LogStare Collector リファレンス

監視データ保管期間と収集ログ保管期間について

この記事は投稿日から4年以上経過しています。

当記事では、LogStare Collector(以下、LSCと記載)における『監視データ保管期間』及び『収集ログ保管期間』について説明いたします。

更新履歴

2019/12/18 新規公開しました。
2023/10/18 対象監視項目、対象収集項目について更新しました。
2023/10/24 デバイスや監視・収集項目を削除した際の挙動について追記しました。

監視データ保管期間

説明

『監視データ保管期間』とは、該当デバイスに登録されている監視項目において、取得したデータを保存する日数となります。
※ 監視・ログ収集設定 > 監視・収集にて設定することができます。
※ デバイス毎に保管期間を変更することは出来ず一律の設定となります。

設定箇所

システム管理 > 環境設定 にて、「監視データ保管期間」をご変更ください。
※ Defaultは「10日」となっており、無償版の場合は変更することができません。

対象監視項目

該当する監視項目は次の通りです。

  • PING監視
  • SNMP監視
  • PORT監視(有償版・評価版のみ)
  • SNMPトラップ監視
  • URL監視
  • METRICS監視
  • WMI監視
  • CloudWatch監視

収集ログ保管期間

説明

『収集ログ保管期間』とは、該当デバイスに登録されている収集項目において、取得したデータ(ログ)を保存する日数となります。
※ 監視・ログ収集設定 > 監視・収集にて設定することができます。
※ 変更したい場合、デバイス毎に設定する必要がございます。

設定箇所

監視・ログ収集設定 > デバイスグループ にて、「収集ログ保管単位」及び「収集ログ保管期間」をご変更ください。
※ Defaultは「10日」となっており、無償版の場合は変更することができません。

対象監視項目

該当する監視項目は次の通りです。

  • ファイル収集(有償版・評価版のみ)
  • WMI収集
  • SYSLOG収集
  • FTP受信収集(有償版・評価版のみ)
  • METRICS収集
  • Office365監査ログ
  • CloudWatcg Logs収集

保管期間の考え方

保管期間をx日と設定すると、当日分のログとx日前のログがLSCをインストールしたサーバに保存され、当該のログを検索することができます。保管期間を過ぎたものは日付が変わるごとに処理が走り削除されます。
※週、月、年も同様となります。

LSCのライセンス有効期限が過ぎた時の挙動

ライセンス有効期間が過ぎると、無償版と同様の仕様に戻り『監視データ保管期間』及び『収集ログ保管期間』がDefaultの「10日間」に固定され、保管期間外のデータは消去されます。

デバイスや監視・収集項目を削除した際の挙動

監視・収集項目を削除した際は、設定した保管期間を過ぎたログについて、日付が変わるごとに削除されていきます。

デバイス自体を削除した際は、取得から「10日」を過ぎたログについて、日付が変わるごとに削除されていきます。

 

以上でLogStare Collectorにおける『監視データ保管期間』及び『収集ログ保管期間』について説明は終了となります。

LogStare Collector 無償版

記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

監視項目データベース更新案内(191210_01)前のページ

【仕様】LogStare Collectorのディスクサイズ指標次のページ

ピックアップ記事

  1. IoT機器「Raspberry pi」とLogStare Collectorで温…
  2. ログフォワーダー「okurun.jar」について
  3. 自社製品をAMIにしてAWSマーケットプレイスへ出品
  4. Zabbixヒストリデータのレポート生成について

関連記事

  1. Microsoft Teamsにアラートを通知するための連携方法

    LogStare Collector リファレンス

    Microsoft Teamsにアラートを通知するための連携方法

    みなさんこんにちは!先日リリースしたLogStare Reporter…

  2. LogStare Collector リファレンス

    アラートメールの仕様(環境設定/個別設定)

    アラートメールの仕様(環境設定/個別設定)当記事では、LogSta…

  3. LogStare Collector リファレンス

    Docker版 LogStare Collectorの使用方法

    当記事では、Docker版 LogStare Collectorの使用…

  4. LogStare Collector リファレンス

    ファイル収集 - HTTPS - 編

    ファイル収集 - HTTPS - とは...収集対象サーバのディレ…

LogStare Collector 無償版
クラウド活用の「困った」「焦った」事例
月額200円でM356の監査ログの運用レベルUP LogStare M365
AWSのログ分析・モニタリングに 次世代のマネージド・セキュリティ・プラットフォーム LogStare

  1. SNMPを触ってみた

    ログ分析・監視テクニック

    SNMPとは?新入社員が生まれてはじめて触ってみた!
  2. AWS/Azure

    AWSマーケットプレイス上から無償版のLogStare Collectorを試す…
  3. 実践記事

    DNSキャッシュポイズニングやってみた
  4. NW機器

    SonicWall UTMにSyslog送信設定を追加する方法について
  5. ログ分析・監視テクニック

    nProbeであらゆる通信をログに記録し可視化する
PAGE TOP