当記事では、LogStare Collecotorv2.1.2 build 210715(以下、LSCと記載)にて追加された新機能であるメトリクス監視における動的パラメータとしての日時対応について記載します。
対象バージョン
LSC v2.1.2build210715以降のバージョン
概要
メトリクス監視ではREST APIを設定値として指定します。LSC v2.1.2より動的パラメータとして特定の文字列にてREST API内に日時情報を指定できるようになります。
※YYYYMMDDなど
実際に監視処理が動く際に、日時を示す文字列が実際の値に置き換えられます。
設定方法
[]内に特定の文字列を挿入し日時情報を表します。plusDaysと値にて前後の日付を指定します(「-1」で昨日となります)。plusDaysのほかに、plusMinutes , plusSeconds も用いることができます。
例1※基準日を2021年4月1日とする場合
【設定値】GET /api?from=[yyyyMMdd,plusDays,-1]&to=[yyyyMMdd]
【置換後】GET /api?from=20210331&to=20210401
年・月・日に加えて時・分・秒も対応しております。
例2※基準日を2021年4月1日16時16分16秒とする場合
【設定値】GET /api?from=[yyyyMMddHHmmss,plusDays,-7]&genparam1=test01
【置換後】GET /api?from=202103251616&genparam1=test01
指定の桁数に合わせる際など、一部に値を指定することもできます。※0000等
例3※基準日を2021年4月1日16時16分16秒とする場合
【設定値】GET /api?from=[yyyyMMdd1234,plusDays,-1]&to=[yyyyMMdd1234]
【置換後】GET /api?from=202103311234&to=202104011234
引数として「unixtime」を使用することで、UNIX時間形式に変換することも可能です。
例4※基準日を2021年4月1日16時16分16秒とする場合
【設定値】GET /api?from=[yyyyMMddHHmmss,plusSeconds,-30,unixtime]&genparam1=test01
【置換後】GET /api?from=xxxxxxxxxxxxxx&genparam1=test01
メトリクス監視自体の詳しい設定方法については以下の記事をご参照ください。
METRICS監視の使用方法
メトリクス監視におけるOAuth2.0認証の使用方法について
以上でメトリクス監視における動的パラメータとしての日時対応についての説明は終了となります。
記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。
当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。