当記事では、Windows版LogStare Collector(以下、LSCと記載)起動前の時点でのお問い合わせ時にて連携いただきたい情報について記載します。
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2021/12/10 公開しました。
LSCが起動しない、LSCにアクセスできない等の事象が発生した場合に連携いただきたい情報は下記になります。
- {LSCのインストール先ディレクトリ}/logstarecollector/sbin/配下に含まれる以下のファイル
- start_kallista.cmd
→上記ファイルには、LSCにて利用するポート情報やヒープメモリサイズが記載されています。 - kallista_env.cmd
→上記ファイルには、LSCの設定値について記載されています。
- start_kallista.cmd
- {LSCのインストール先ディレクトリ}/logstarecollector/logs配下に含まれる以下のファイル
※存在しているファイルのみで問題ないです。最新日付のファイルのみ連携してください。- LogStareCollectorService.YYYY-MM-DD.log
- logstarecollectorservice-stderr.YYYY-MM-DD.log
- logstarecollectorservice-stdout.YYYY-MM-DD.log
→上記3つのログファイルには、LSCサービスに関するログが出力されます。 - lsc.log
→上記ログファイルには、LSC自体のシステムログが出力されます。
- 利用しているJava情報
→項番1の「kallista_env.cmd」に記載されています。 - OS情報(メモリやCPU情報)
- Windows Firewall機能の利用状況
→LSCをインストールしたサーバにおいて、Windows Firewallが有効化されているかどうか連携してください。LSCへのアクセスに必要なポートでの通信が許可されていない場合があります。
上記5項目の情報をお問い合わせ時に連携いただければと思います。下記項目につきましては、サポートから指示された時に実施してください。
- LSCをインストールしたサーバにて管理者権限でコマンドプロンプトを実行し次のコマンドの出力結果を共有
- 「wmic process where "name = 'java.exe'" get name,ProcessID,commandline」
- 「wmic process where "name = 'javaw.exe'" get name,ProcessID,commandline」
→上記2つのコマンドは、Java(LSC)の稼働状況を確認するためのコマンドです。 - ipconfig /all
- netstat -anb
- hostname
- ping <<ホスト名指定>>
- ping www.google.com
上記4つのコマンドは、LSCをインストールしたサーバのNW状況を確認するためのコマンドです。
※「>」でのリダイレクトや「| clip」を利用いただくことで、出力結果をテキストファイルに転記しやすくなります。
以上でWindows版LogStare Collector起動前の時点でのお問い合わせ時にて連携いただきたい情報についての説明は終了となります。
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