当記事では、Palo Alto Networks 社のPA シリーズ・Fortinet 社のFortiGate シリーズにおける、電源冗長に関する問題が発生した際のSNMPTrap 受信方法について記します。
受信方法
- 左部メニューより「監視ログ収集設定 > 監視・収集」に移動します。
- 画面右の「+」ボタンをクリックします。
- 項目[デバイス] を「Palo Alto もしくはFortiGate の登録済み機器」とし、項目[監視・収集] を「監視 (ラジオボタン) / SNMP トラップ監視 (ドロップダウンリスト)」と設定します。
- (Palo Alto の場合) 以下の様に設定します。
○監視設定
※SNMPバージョン・SNMPコミュニティ名につきましては、実機に設定している内容を投入してください。
●監視条件
→ どれかひとつでも一致する
○SNMP-Trap設定
●設定1
・OID(インスタンス)
→ 1.3.6.1.4.1.25461.2.1.3.2.0
・インスタンス値
→ 913
・通知文言
→<電源ユニットが故障した事が分かる文言>
●設定2
・OID(インスタンス)
→ 1.3.6.1.4.1.25461.2.1.3.2.0
・インスタンス値
→ 912
・通知文言
→<電源ケーブルが抜線された事が分かる文言>
その後、スタンバイ機にも同様の設定を投入します。
- (FortiGate の場合) 以下の様に設定します。
○監視設定
※SNMPバージョン・SNMPコミュニティ名につきましては、実機に設定している内容を投入してください。
●監視条件
→ どれかひとつでも一致する
○SNMP-Trap設定
●設定1
・OID(インスタンス)
→ 1.3.6.1.4.1.12356.100.1.3.0
・インスタンス値
→ 106
・通知文言
→<電源ユニットが故障した事が分かる文言> - [追加] ボタンをクリックします。
参考)SNMP-Trap 発報時のサンプルログ
→PaloAlto
→FortiGate
以上で、SNMPtrap の設定が完了となります。
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