LogStare Collector リファレンス

LogStare Collectorのメモリのサイズの確認

この記事は投稿日から1年以上経過しています。

LogStare Collectorは標準で2GB程度のメモリを確保します。起動時にメモリが確保できない場合、起動に失敗します。推奨環境について以下を参照してインストール対象が推奨環境を満たしているかご確認ください。
動作環境について

検証等で利用される場合、設定ファイル内を編集することで確保するメモリを変更することが可能です。
手順については下記を参照して下さい。

  1. LogStare Collectorが停止していることを確認して、{インストール先/sbin}フォルダ内の「start_kallista.bat」ファイルを編集します。
    • デフォルトで「-Xss256K -Xmx2048m -Xms128m^」という箇所が2か所ありますので、「-Xss256K -Xmx4096m -Xms128m^」等へ数値を変更します。

    【編集前】
    メモリの割り当てを指定している「-Xmx2048m」を編集します。

    ~省略~ 
    @echo on 
    if %SSL_ENABLE%==true ( 
    echo ssl-enable 
    start /b %JAVA_HOME%/bin/javaw.exe^ 
     -Xss256K -Xmx2048m -Xms128m^ ###編集箇所 
    ~省略~ 
    ) else ( 
    echo ssl-disable 
    start /b %JAVA_HOME%/bin/javaw.exe^
     -Xss256K -Xmx2048m -Xms128m^ ###編集箇所
    ~省略~

    【編集後】
    メモリの割り当てを「-Xmx4096m」へと増加しました。

    ~省略~ 
    @echo on 
    if %SSL_ENABLE%==true ( 
    echo ssl-enable 
    start /b %JAVA_HOME%/bin/javaw.exe^
     -Xss256K -Xmx4096m -Xms128m^ ###編集箇所 -Xmxを4096mに変更しています。
     ~省略~ 
    ) else ( 
    echo ssl-disable 
    start /b %JAVA_HOME%/bin/javaw.exe^ 
     -Xss256K -Xmx4096m -Xms128m^ ###編集箇所 -Xmxを4096mに変更しています。
    ~省略~
  2. LogStare Collectorを起動してください。

LogStare Collector 無償版

記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

LogStare Collector アップデート手順前のページ

現役セキュリティエンジニアによる情報処理安全確保支援士試験解説 [ 令和4年度 春期試験 午後Ⅰ ]次のページ

ピックアップ記事

  1. IoT機器「Raspberry pi」とLogStare Collectorで温…
  2. Zabbixヒストリデータのレポート生成について
  3. ログフォワーダー「okurun.jar」について
  4. 自社製品をAMIにしてAWSマーケットプレイスへ出品

関連記事

  1. LogStare Collector リファレンス

    ファイル収集 - COPY(LOCAL) - 編 Linux版

    ファイル収集 - COPY(LOCAL) - とは...LogSt…

  2. LogStare Collector リファレンス

    CloudWatch監視対応サービス一覧

    当記事では、LogStare Collecotor(以下、LSCと記載…

  3. LogStare Collector リファレンス

    METRICS(メトリクス)監視と収集におけるOAuth設定と認証設定について

    当記事では、METRICS(メトリクス)監視と収集におけるOAuth設…

  4. LogStare Collector リファレンス

    LogStare Collectorリファレンスマニュアル

    当記事ではLogStare Collector の画面ごとに関連するマ…

  5. LogStare Collector リファレンス

    スレッドダンプの取得方法について

    当記事では、スレッドダンプの取得方法について記載します。スレッ…

LogStare Collector 無償版
クラウド活用の「困った」「焦った」事例
月額200円でM356の監査ログの運用レベルUP LogStare M365
AWSのログ分析・モニタリングに 次世代のマネージド・セキュリティ・プラットフォーム LogStare

  1. デフォルト画像イメージ

    FortiGate

    FortiGateのSD-WAN設定について
  2. SNMPを触ってみた

    ログ分析・監視テクニック

    SNMPとは?新入社員が生まれてはじめて触ってみた!
  3. NW機器

    Nutanix Prism ElementにおけるSNMP監視/REST API…
  4. ログ分析・監視テクニック

    nProbeであらゆる通信をログに記録し可視化する
  5. NW機器

    SonicWall UTMにSyslog送信設定を追加する方法について
PAGE TOP