当記事では、LogStare Collector v2.4.2 build 251016にて追加された新機能であるトラブルシューティング機能の使い方について記載します。
目次
対象バージョン
LogStare Collector v2.4.2 build 251016以降のバージョン
トラブルシューティング機能とは…
監視対象として登録済みのデバイスに対してSNMP通信を行い、指定したOID以降の情報が取得可能かどうかをチェックする事が出来る機能となります。
特定の監視対象デバイスにおいてSNMP通信が上手くいかない時などに通信テストを行うことが出来ます。
使い方
LSC管理画面の左上から「システム管理」>「トラブルシューティング」を選択します。

テストしたい監視端末を選択します。(ここではtest2を選択)
各項目に選択したデバイスの情報が入力されている事を確認します。
※各項目の内容を書き換えて、登録されていない任意のデバイスの接続テストを行う事も可能です。
デバイス名 :LSCにて表示されるデバイス名を設定します。
IPアドレス :監視対象デバイスのIPアドレスまたはFQDNを設定します。
OID :取得したいOIDを記載します。
タイムアウト :通信テストが成功するまで待つ最大時間を設定します。
SNMPバージョン :任意のバージョンを指定します。
バージョンは「v1」「v2」「v3」より選択することができます。
※「v3」の設定内容に関しては以下の記事をご参照ください。
監視対象デバイスの設定
SNMPコミュニティ:監視対象デバイスに設定されているSNMPコミュニティ名を設定します。
※SNMPコミュニティはv1,v2cのみの設定です。
max-repetition :一回のGETBULKリクエストで取得するOIDの数の上限値を設定します。
※この数値を大きくすると一度に多くのデータを取得できますが、応答サイズが大きくなり取得に時間が掛かる事があります。
テストに成功した場合、以下のような結果が表示されます。
テスト結果を保存
結果画面右下のダウンロードを押下すると、.txt形式でテスト結果を保存することが出来ます。
以上でトラブルシューティング機能の使い方についての説明は終了となります。
記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。
当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。
























