この記事は投稿日から5年以上経過しています。
当記事では、Palo Alto からSNMP 並びにSyslog を取得するための設定を記載します。
SNMP のみ、Syslog のみ設定したいという方は適宜スキップして下さい。
目次
事前準備
- LogStare Collector (以下 : LSC) サーバのIP アドレスをチェックします。(Syslog の転送先として設定いたします。)
※当記事では、192.168.0.100 をLSC サーバとして扱います。
設定内容 (SNMP)
- Palo Alto のWeb UI 内上部タグ[Device] → [セットアップ] → [操作] と移動します。
- [その他] 欄にある、[SNMP のセットアップ]をクリックします。
- [SNMP コミュニティ名] 欄を入力し、OK をクリックします。
- Palo Alto のWeb UI 内上部タグ[Device] → [セットアップ] → [インターフェイス] 内の[Management] をクリックします。
- [ネットワークサービス]内の、[Ping] [SNMP] にチェックを入れ、[OK] をクリックします。
-
Palo AltoのWebUI内、右上の[コミット]をクリックします。
- ポップアップ内の[コミット] をクリックします。
以上で、Palo Alto にてSNMP を利用する準備が整いました。
設定内容 (Syslog)
Syslog サーバの設定
- Palo Alto のWeb UI 内上部タグ[Device] → [サーバー プロファイル] → [Syslog] と移動します。
- 左下の[追加] をクリックします。
- 上部の名前を入力後、[追加] をクリックし、LSC サーバの名前・IP アドレスを追加します。その後、[OK] をクリックします。
- Palo Alto のWeb UI 内上部タグ[Device] → [ログ設定] と移動します。
- [システム] 欄の[追加] をクリックします。
- [転送方式] 内[Syslog] に、先程設定したSyslog サーバを割り当てます。
- [設定]にも、5, 6 と同様の設定を行います。
ログ転送設定
- Palo Alto のWeb UI 内上部タブ[Device] → [objects] → [ログ転送] と移動します。
※お使いのバージョンによっては、Web UI 内上部タブ[Object]→[ログ転送]と移動します。 - 左下の[追加] をクリックします。
- 上部の名前を追加後、[追加] をクリックし、マッチリストを作成します。
- [ログ タイプ] 欄にて、取得するログを選択し、[転送方式] 内[Syslog] に、先程設定したSyslog サーバを割り当てます。
- 上記設定を取得対象とするログタイプの数繰り返します。設定後は下記図のようになっている想定です。
ログ転送設定の適用
- Palo Alto のWeb UI 内上部タブ[Policies] → [セキュリティ]と移動します。
- ログを収集したい通信を制御しているセキュリティポリシーの名前をクリックします。
- [アクション] タブに移動し、[ログ設定] 内[ログ転送] に、先程作成したログ転送プロファイルを割り当て[OK] をクリックします。
- Palo Alto のWebUI内、右上の[コミット]をクリックします。
- ポップアップ内の[コミット] をクリックします。
以上で、Palo Alto にてSyslog を利用する準備が整いました。
記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。
当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。