NW機器

D-Link製レイヤ2スマートスイッチにおけるSYSLOG/SNMP設定

この記事は投稿日から3年以上経過しています。

当記事では、D-Link製レイヤ2スマートスイッチにSYSLOG/SNMP 設定を投入する手順について記載します。なお、SNMPv3の設定については対象外です。※弊社製品にてSYSLOG収集/SNMP監視を行うための最低限の設定内容となります。

*この記事ではDGS-1100 シリーズにて説明しています。

事前準備

設定後に試験が行える環境(snmpwalk コマンドを利用できる端末、もしくはLogStare Collector など)を用意しておく事を推奨いたします。

D-Link製レイヤ2スマートスイッチのSYSLOG設定

 

 

  1. D-Link製レイヤ2スマートスイッチのGUIメニューから「System > System Log > System Log Settings」とクリックします。
  2. 「Global State」の「System Log」にて”Enabled”を選択し「Apply」をクリックします。
  3. GUIメニューから「System > System Log > System Log Server」とクリックします。
  4. 「Log Server」にて
    • 「Host IPv4 Address」にSYSLOG送信先のIPアドレス
    • 「UDP Port」に送信先にて設定したSYSLOG受信ポート番号(通常は514)
    • 「Facility」に送り先にて設定した受信用Facility
    • 「Severity」に送信するSYSLOGの情報レベル(※)を入力・選択し、「Apply」をクリックします。※送信先の設定により上手く受信できない場合があるため、最初は「All」に設定して受信確認をした後に調整することをお勧めします。

D-Link製レイヤ2スマートスイッチのSNMP設定

  1. GUIメニューから「Management > SNMP > SNMP Global Settings」とクリックします。
  2. 「SNMP Global Settings」の「SNMP Global State」にて”Enabled”を選択して「Apply」をクリックします。
  3. GUIメニューから「Management> SNMP > SNMP Community Table Settings」とクリックします。
  4. 「SNMP Community Settings」にて
    • 「Access Right」を”Read Only”
    • 「Community Name」にコミュニティ名

を入力・選択し、「Apply」をクリックします。

以上で、D-Link製レイヤ2スマートスイッチにSYSLOG/SNMP の設定を投入する手順は終了します。

 

参考:D-Link DGS-1100 シリーズ (H/W:B1/B2) Gigabit L2 Easy Smart Switch ユーザマニュアル(https://www.dlink-jp.com/product/switch/pdf/DGS-1100_MAN_R04_B1B2-v1.01-4.pdf

 

 

LogStare Collector 無償版

記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

Windows ServerのDHCPログをLSCにて収集する方法前のページ

LinuxのFirewallログをLSCで収集する方法次のページ

ピックアップ記事

  1. ログフォワーダー「okurun.jar」について
  2. 自社製品をAMIにしてAWSマーケットプレイスへ出品
  3. IoT機器「Raspberry pi」とLogStare Collectorで温…
  4. Zabbixヒストリデータのレポート生成について

関連記事

  1. NW機器

    Palo AltoにおけるCEF形式ログ送信設定

    当記事では、Palo Alto におけるCEF形式でのログの送信方法に…

  2. FORTIGATEのAUTOMATION機能を用いてTEAMSへ通知

    NW機器

    FortiGateのAutomation機能を用いてTeamsへ通知してみた

    当記事では、FortiGateのAutomation機能を設定し、Mi…

  3. A10 Thunderのアクセスログを収集する

    NW機器

    A10 Thunderのアクセスログを収集するためのForward Proxy、SYSLOGなどの設…

    当記事では、A10ネットワークス社  Thunder シリーズを、フォ…

  4. Windows/Linux

    LogStare CollectorにてUbuntuをSNMP(v1, v2c) で監視するための設…

    当記事では、LogStare CollectorにてUbuntuをSN…

  5. NW機器

    【2021/12/29更新】Log4jの脆弱性(CVE-2021-44228)に対する各UTM/IP…

    ※本記事の内容は、2021年12月13日現在の公開情報をもとに記載して…

LogStare Collector 無償版
月額200円でM356の監査ログの運用レベルUP LogStare M365
AWSのログ分析・モニタリングに 次世代のマネージド・セキュリティ・プラットフォーム LogStare

  1. SNMPを触ってみた

    ログ分析・監視テクニック

    SNMPとは?新入社員が生まれてはじめて触ってみた!
  2. ログ分析・監視テクニック

    nProbeであらゆる通信をログに記録し可視化する
  3. NW機器

    PaloAltoのIPsec IKEv1 Phase1におけるトラブルシューティ…
  4. AWS/Azure

    AWSマーケットプレイス上から無償版のLogStare Collectorを試す…
  5. NW機器

    SonicWall UTMにSyslog送信設定を追加する方法について
PAGE TOP