LogStare Collector リファレンス

METRICS(メトリクス)監視の使用方法

この記事は投稿日から4年以上経過しています。

当記事では、LogStare Collecotr v2.0.0 build 200731にて追加された新機能であるMETRICS(メトリクス)監視の使用方法について記載します。

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使用方法

設定項目

各設定項目の説明は下記の通りです。

  • IPアドレス
    • 登録した機器のIPアドレスとなります。
      ※ METRICS監視では、登録する機器のIPアドレスは問わないため、当記事では「127.0.0.1」を使用します。
  • REST API
    • 監視対象のREST APIを記載します。
      当記事では、「http://xxx.xxx.xxx.xxx:8047/status/metrics 」を指定しております。
      ※Apache Drillのメトリクスを収集します。
  • ヘッダ
    • LogStare Collector v2.4.1 build 250210 にて追加された新機能です。
      任意のヘッダを追加する場合に使用します。
  • ボディ
    • LogStare Collector v2.4.1 build 250210 にて追加された新機能です。
      任意のボディを追加する場合に使用します。
  • Proxy選択
    • 監視対象へ接続する際にProxyを使用する場合に設定します。
  • METRICSパス
    • REST APIによって取得したJSONデータから、XPathを設定します。Wizardを使用することでGUI上でXPathが設定可能になります。

  • 前回実行時間のオーバーライド
    • 前回実行時間をオーバーライドするために取得したJSONデータから、XPathを設定します。
      Wizardを使用することでGUI上でXPathが設定可能になります。

      LogStare Collector v2.4.1 build 250210 にてオプション「昇順ソート後の末行データ利用」を追加しました。オーバーライド対象の時間を指定する際、取得するJSONデータが時間を基準にソートされていない場合にご利用いただけます。このオプションを選択するとXPathとして設定した時間を対象に収集したデータを昇順でソートし、最後の時間を前回実行時間としてオーバーライドします。

      例えば以下のようなJSONデータの場合は、LSCの設定画面で「$[2]['datetime']」と設定すると、LSCでJSONデータを収集後、datetimeを基準にLSC上でJSONデータをソートして収集します。そして前回実行時間のオーバーライドの対象としては「2025-02-18 04:36:36」が利用されます。LSCの設定画面で「$[0]['datetime']」「$[1]['datetime']」「$[3]['datetime']」「$[4]['datetime']」を設定しても同様の結果となります。

      このオプションを選択してログを収集した場合、LSC上でのログ収集時間が収集したデータを昇順でソートした時の最後の時間となります。

      [
        {
          "order_num": 1,
          "unixtimestamp": 1739853396,
          "datetime": "2025-02-18 04:36:36",
          "timeorder": 5
        },
        {
          "order_num": 2,
          "unixtimestamp": 1739768695,
          "datetime": "2025-02-17 05:04:55",
          "timeorder": 2
        },
        {
          "order_num": 3,
          "unixtimestamp": 1739840307,
          "datetime": "2025-02-18 00:58:27",
          "timeorder": 4
        },
        {
          "order_num": 4,
          "unixtimestamp": 1739766192,
          "datetime": "2025-02-17 04:23:12",
          "timeorder": 1
        },
        {
          "order_num": 5,
          "unixtimestamp": 1739827809,
          "datetime": "2025-02-17 21:30:09",
          "timeorder": 3
        }
      ]
    • 時間演算
      前回実行時間のオーバーライドでLogStare Collector v2.4.1 build 250210 にて追加したオプション「昇順ソート後の末行データ利用」選択時に利用できます。前回実行時間のオーバーライド対象がunixtimeの時、LSC上でのログ収集時間を指定したタイムゾーンに変換します。

以上でMETRICS(メトリクス)監視の使用方法については説明は終了となります。

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記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

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