当記事では、LogStare Collecotr v2.0.0 build 200731にて追加された新機能であるMETRICS(メトリクス)監視の使用方法について記載します。
使用方法
設定項目
各設定項目の説明は下記の通りです。
- IPアドレス
- 登録した機器のIPアドレスとなります。
※ METRICS監視では、登録する機器のIPアドレスは問わないため、当記事では「127.0.0.1」を使用します。
- 登録した機器のIPアドレスとなります。
- REST API
- 監視対象のREST APIを記載します。
当記事では、「http://xxx.xxx.xxx.xxx:8047/status/metrics 」を指定しております。
※Apache Drillのメトリクスを収集します。
- 監視対象のREST APIを記載します。
- 認証使用
- 監視対象へ接続する際に認証を使用する場合に設定します。
OAuth2.0認証の利用については以下の記事をご参照ください。
METRICS(メトリクス)監視と収集におけるOAuth設定と認証設定について
- 監視対象へ接続する際に認証を使用する場合に設定します。
- ヘッダ
- LogStare Collector v2.4.1 build 250210 にて追加された新機能です。
任意のヘッダを追加する場合に使用します。
- LogStare Collector v2.4.1 build 250210 にて追加された新機能です。
- ボディ
- LogStare Collector v2.4.1 build 250210 にて追加された新機能です。
任意のボディを追加する場合に使用します。
- LogStare Collector v2.4.1 build 250210 にて追加された新機能です。
- Proxy選択
- 監視対象へ接続する際にProxyを使用する場合に設定します。
- METRICSパス
- REST APIによって取得したJSONデータから、XPathを設定します。Wizardを使用することでGUI上でXPathが設定可能になります。
- 前回実行時間のオーバーライド
- 前回実行時間をオーバーライドするために取得したJSONデータから、XPathを設定します。
Wizardを使用することでGUI上でXPathが設定可能になります。LogStare Collector v2.4.1 build 250210 にてオプション「昇順ソート後の末行データ利用」を追加しました。オーバーライド対象の時間を指定する際、取得するJSONデータが時間を基準にソートされていない場合にご利用いただけます。このオプションを選択するとXPathとして設定した時間を対象に収集したデータを昇順でソートし、最後の時間を前回実行時間としてオーバーライドします。
例えば以下のようなJSONデータの場合は、LSCの設定画面で「$[2]['datetime']」と設定すると、LSCでJSONデータを収集後、datetimeを基準にLSC上でJSONデータをソートして収集します。そして前回実行時間のオーバーライドの対象としては「2025-02-18 04:36:36」が利用されます。LSCの設定画面で「$[0]['datetime']」「$[1]['datetime']」「$[3]['datetime']」「$[4]['datetime']」を設定しても同様の結果となります。
このオプションを選択してログを収集した場合、LSC上でのログ収集時間が収集したデータを昇順でソートした時の最後の時間となります。
[ { "order_num": 1, "unixtimestamp": 1739853396, "datetime": "2025-02-18 04:36:36", "timeorder": 5 }, { "order_num": 2, "unixtimestamp": 1739768695, "datetime": "2025-02-17 05:04:55", "timeorder": 2 }, { "order_num": 3, "unixtimestamp": 1739840307, "datetime": "2025-02-18 00:58:27", "timeorder": 4 }, { "order_num": 4, "unixtimestamp": 1739766192, "datetime": "2025-02-17 04:23:12", "timeorder": 1 }, { "order_num": 5, "unixtimestamp": 1739827809, "datetime": "2025-02-17 21:30:09", "timeorder": 3 } ]
- 時間演算
前回実行時間のオーバーライドでLogStare Collector v2.4.1 build 250210 にて追加したオプション「昇順ソート後の末行データ利用」選択時に利用できます。前回実行時間のオーバーライド対象がunixtimeの時、LSC上でのログ収集時間を指定したタイムゾーンに変換します。
- 前回実行時間をオーバーライドするために取得したJSONデータから、XPathを設定します。
以上でMETRICS(メトリクス)監視の使用方法については説明は終了となります。
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