LogStare Collector リファレンス

WMI監視の設定

この記事は投稿日から3年以上経過しています。

当記事では、LogStare Collecotr v2.1.2 build 210715にて追加された新機能であるWMI監視の設定について記載します。

若手エンジニア志望者を募集!支度金あり

その他の新機能・修正内容につきましては以下の記事を参照してください。
LSC v2.1.2 build 210715 リリースノート

WMI監視 とは...

WMIを用いてWindowsの様々なリソースを監視する機能となります。
v2.1.2リリース時点では、数TBクラスのディスク使用率を監視するためのWindowsディスク使用率(ローカル)、Windowsディスク使用率(ネットワークドライブ)が追加されています。数TBクラスのディスク使用率監視につきましては下記の記事をご参照ください。
LogStare CollectorにおけるTBクラスのディスク使用率監視について

WMI受信/送信設定については下記の記事をご参照ください。
Windows Server 2016 (2012) / Windows 10 にて、WMI 通信の受信許可設定を投入する
Windows Server 2016 (2012) / Windows 10 にて、WMI 通信の送信許可設定を投入する

WMI監視はWindowsと認識されたデバイスでご利用が可能となります。
LSCでデバイスを認識するのにSNMPを利用します。SNMPの有効化については下記の記事をご参照ください。
Windows10にSNMPの設定を追加する
Windows Server (2019,2016, 2012 R2)にSNMP (v1, v2c) 設定を追加する

WMI監視設定

本記事では、Windowsディスク使用率(ローカル)を例に説明します。

  • 「監視・収集」項目の「監視」ボタンを選択し、プルダウンメニューから「WMI監視」を選択します。

  • 表示された「監視・収集追加」画面にてWMI監視情報を入力します。
    • 監視・収集項目:Windowsディスク使用率(ローカル)を選択します。
    • 監視ON/OFF:監視ONが選択されていることを確認します。
    • 取得エラー判定回数:「注意」「警告」にそれぞれ値を設定します。詳細につきましては下記の記事をご参照ください。
      取得エラー判定回数と閾値の監視設定について
    • 監視項目名:任意の監視項目名を設定します。
    • IPアドレス:監視対象のIPアドレスを設定します。
    • タイムアウト:タイムアウト値を設定します。
    • ドメイン: WMI監視実行時のドメインを設定します。ドメインに所属していない場合空欄で問題ございません。
    • ユーザID:WMI監視実行時のユーザIDを設定します。
    • パスワード:WMI監視実行時のパスワードを設定します。
    • ドライブ名:監視対象となるドライブ名を設定します。
    • 閾値設定:取得した監視結果と閾値設定を比較し条件を満たした場合にアラートメールを通知します。アラートメール通知を行うためには環境設定にて通知設定を行う必要があります。環境設定の詳細につきましては、下記の記事をご参照ください。
      LogStare Collector における環境設定について
    • アラートメール送信先:当該監視項目におけるアラートメール送信先を設定します。詳細につきましては下記の記事をご参照ください。
      アラートメールの仕様(環境設定/個別設定)

  • 右下の「追加」を押下すると追加確認画面が表示されますので「はい」をクリックします。

以上でWMI監視の設定についての説明は終了となります。

若手エンジニア志望者を募集!支度金あり

LogStare Collector 無償版

記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

SonicWall UTMにSyslog送信設定を追加する方法について前のページ

LSC v2.1.2 build 210715 リリースノート次のページ

ピックアップ記事

  1. IoT機器「Raspberry pi」とLogStare Collectorで温…
  2. Zabbixヒストリデータのレポート生成について
  3. ログフォワーダー「okurun.jar」について
  4. 自社製品をAMIにしてAWSマーケットプレイスへ出品

関連記事

  1. LogStare Collector リファレンス

    Uptime監視(標準MIB)の仕様変更について

    当記事の内容は、以下の記事に統合しました。LogStare C…

  2. LogStare Collector リファレンス

    ファイル収集 - FTP,FTP(passive) - 編

    ファイル収集 - FTP,FTP(passive)- とは...F…

  3. LogStare Collector リファレンス

    Google Workspace監査ログ収集設定

    当記事では、LogStare Collector v2.4.0にて追加…

  4. LogStare Collector リファレンス

    ファイル収集 - HTTPS - 編

    ファイル収集 - HTTPS - とは...収集対象サーバのディレ…

若手エンジニア志望者を募集!
LogStare Collector 無償版
クラウド活用の「困った」「焦った」事例
月額200円でM356の監査ログの運用レベルUP LogStare M365
AWSのログ分析・モニタリングに 次世代のマネージド・セキュリティ・プラットフォーム LogStare

  1. SNMPを触ってみた

    ログ分析・監視テクニック

    SNMPとは?新入社員が生まれてはじめて触ってみた!
  2. NW機器

    SonicWall UTMにSyslog送信設定を追加する方法について
  3. 実践記事

    DNSキャッシュポイズニングやってみた
  4. AWS/Azure

    AWSマーケットプレイス上から無償版のLogStare Collectorを試す…
  5. ログ分析・監視テクニック

    nProbeであらゆる通信をログに記録し可視化する
PAGE TOP