LogStare Collector リファレンス

METRICS(メトリクス)収集の使用方法

この記事は投稿日から1年以上経過しています。

当記事ではLogStare Collector v2.1.2 build 210715 以降のバージョンにて追加された新機能であるMETRICS(メトリクス)収集の使用方法について記載します。

各設定項目の説明は下記の通りです。

IPアドレス
登録した機器のIPアドレスとなります。
※ METRICS(メトリクス)収集では、登録する機器のIPアドレスは問わないため、「127.0.0.1」を使用することも可能です。

REST API
収集対象のREST APIを記載します。
※ REST APIのURLにつきましては、収集対象側のREST API仕様をご覧ください。

認証使用
監視対象へ接続する際に認証を使用する場合に設定します。
OAuth2.0認証の利用については以下の記事をご参照ください。
METRICS(メトリクス)監視と収集におけるOAuth設定と認証設定について

Proxy選択
監視対象へ接続する際にProxyを使用する場合に設定します。

METRICSパス
REST APIによって取得したJSONデータから、XPathを設定します。Wizardを使用することでGUI上でXPathが設定可能になります。

JSON-XPathヘルプ [HELP-ID:M01-001]

※JSONデータの各部にアクセスするためにXPathを利用することが可能です。 ドット表現式、ブラケット表現式のいずれを使ってください。

以下はJSONデータを二つ表現式を用いてアクセスする事例を表示します。

{
  "greeting":["hello", "world"],
  "polite": true,
  "position": {"x":20, "y":10},
  "employes": [
    {"name":"John", "age":23},
    {"name":"Peter", "age":30},
   ]
}

前回実行時間のオーバーライド

前回実行時間をオーバーライドするために取得したJSONデータから、XPathを設定します。Wizardを使用することでGUI上でXPathが設定可能になります。

JSON-XPathヘルプ [HELP-ID:M01-002]

※JSONデータの各部にアクセスするためにXPathを利用することが可能です。 ドット表現式、ブラケット表現式のいずれを使ってください。

以下はJSONデータを二つ表現式を用いてアクセスする事例を表示します。

{
  "devices":[
      {"name":"computer(first)", "createdDateTime": "2021-01-05 10:10:00"},
    {"name":"mouse", "createdDateTime": "2021-01-06 20:30:00"},
      {"name": "printer", "createdDateTime": "2021-02-07 14:50:00"},
      …
      {"name":"keyboard (lastone)", "createdDateTime": "2021-04-08 16:20:00"},
  ]
}

以上でMETRICS(メトリクス)収集の使用方法については説明は終了となります。

LogStare Collector 無償版

記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

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