LogStare Collector 仕様・不具合

【仕様】LSCにおけるダッシュボードのトラフィック監視について

この記事は投稿日から4年以上経過しています。

当記事では、LogStare Collector(以下、LSCと記載)におけるダッシュボードのトラフィック監視について記載します。

更新履歴

2019/10/31 新規公開
2022/07/21 タイトルを変更  トラフィックの数値の仕様・トラフィックIn/Outの定義について追記しました。
2023/05/29 トラフィック監視にて取得できる値についての説明を変更しました。

トラフィック監視の値の仕様

監視結果にて表示している値は、SNMPによって取得した一定期間内の総送受信量を元に算出したbps(ビット毎秒)です。ウィジェット上にカーソルを合わせることである時点でのbpsが表示されます。

ウィジェットで表示される値/目盛りの仕様

グラフ横軸(時間)の目盛り間隔は、ウィジェットの表示対象期間に応じて変化するので、bpsとして表示される値も変化する場合があります。グラフ縦軸(bps)の目盛りは、ウィジェットの表示対象期間内における最大値に応じて、「Kbps」「Mbps」のように単位が補正されます。

トラフィックIn/Outについて

トラフィックInは監視対象のインタフェースに流入する通信(インバウンド通信)で、トラフィックOutは監視対象のインターフェースから流出する通信(アウトバンド通信)です。

ウィジェットでのトラフィック監視ポート単位の表示可否

LSC v2.1.0よりポート単位でのウィジェットでの表示が可能となりました。

LSC v2.1.0より前のバージョン

ダッシュボード上のウィジェットで、各インターフェース毎のbpsは表示できません。ウィジェットで表示することができるのは、デバイスに対して実施しているすべてのトラフィック監視の合計より算出されるbpsです。

LSC v2.1.0以降のバージョン

ダッシュボード上のウィジェットを追加する際に表示オプションを追加し、ウィジェットに表示したいインターフェースを選択することが可能となりました。

以上で、LSCにおけるダッシュボードのトラフィック監視についての説明を終了します。

記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

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