当記事では、Window版LogStare Collector (以下 : LSC) における以下の作業についての方法を記載します。
- LSCのインストール手順
- LSCの起動/停止手順
- LSCのアップデート手順
- LSCのアンインストール手順
目次
更新履歴
2020/08/20 新規公開しました。
2022/05/11 仕様変更について追記しました。
仕様変更
LogStare Collector v2.3.0 build 220429 よりインストーラの仕様が変更されています。詳細は以下の記事を参照してください。
LogStare Collector v2.3.0 におけるインストーラの仕様変更
LSCのインストール手順
Windowsへのインストール事前準備手順
Windowsへのインストール作業の事前準備手順を記載しています。
インストール前に次の2点を確認してください。
- Java Development Kit(JDK)の確認
LSCの動作にはJDKが必要となります。
※LSCではJDK12以降のバージョンが必要です。JDKがインストールされていない場合は、以下の記事をご参照ください。
LogStare Collectorにて使用するJavaバージョンを変更する方法 Windows版 - LSCの実行ファイルのダウンロード
セキュアヴェイル社のWebサイトからWindows版の実行ファイルをダウンロードし、LSCをインストールするWindows上に配置します。
WindowsへのLSCインストール
- ダウンロードした実行ファイル(exeファイル)を実行し、セットアップを行います。
「次へ」をクリックします。
- インストール先フォルダを指定します。
デフォルトではCドライブ直下に「LogStare Collector」フォルダを作成し、その場所を指定しています。
- 利用可能なディスクスペースが必要なディスクスペースに対して不足していないことを確認し、「次へ」をクリックします。
- JDKディレクトリに、JDK12が配置されているパスを指定してください。
※ 今回はJDK12を使用しております。
- LSCが使用するポート番号を指定ができます。
ポート番号はデフォルトで80番がセットされています。
- LSCのOSの種類を選択することができます。
OSはデフォルトで64bitがセットされています。
- Windowsサービス登録の選択ができます。
サービス登録を行うとWindowsのサービス機能でLSCの「自動起動」「手動」「無効」等の設定が行える様になります。
また、Windowsからログオフをしてもサービスが起動し続けます。
- LSCをインストール・実行するユーザとパスワードを入力して「次へ」をクリックします。
※ LSCでは、権限の関係上、ビルトインのAdministratorでの設定を推奨します。
- 「インストール先」、「JDKディレクトリ」、「サービスポート」の設定に誤りがないことを確認して、「インストール」をクリックします。
- 「完了」をクリックして、セットアップウィザードを終了します。
LSCの起動/停止手順
LSCの起動方法
LSCv2.0.0build200731以前
- デスクトップ上に作成されるショートカット「LogStare Collector(開始)」をダブルクリックして実行します。
- コマンドプロンプトが開き、LSC起動処理が終わるとコマンドプロンプトが閉じます。
LSCv2.0.1build201113以降
- デスクトップ上に作成されるショートカット「LogStare Collector(開始)」をダブルクリックして実行します。
- コマンドプロンプトが開き、ポートの競合を検知した場合は、ユーザの任意で起動を行うか選択します。
※Windowsサービス登録を行っていない場合のみ行われます。
※「y」を選択した場合は、競合したポートの機能を正しく利用できません。
WARN: tcp port[514] is in use! syslog-tcp service cannot open this port. WARN: udp port[514] is in use! syslog-udp service cannot open this port. WARN: tcp port[15014] is in use! syslog-tls service cannot open this port. WARN: tcp port[21] is in use! ftp service cannot open this port. WARN: udp port[162] is in use! trap service cannot open this port. Some services cannot start properly. Do you want to continue anyway? [Y/N] :y
- LSC起動処理が終わるとコマンドプロンプトが閉じます。
(参考)2にてポート競合した状態で起動した場合は、環境設定で以下のように表示されます。
※ LSCの管理画面へのログイン方法については、以下の記事をご参照ください。
LogStare Collectorへのログイン及びログアウト Windows/Linux共通
LSCの停止方法
- デスクトップ上に作成されるショートカット「LogStare Collector(終了)」をダブルクリックして実行します。
- コマンドプロンプトが開き、LSC終了処理が終わるとコマンドプロンプトが閉じます。
※ ショートカットで起動/停止した時にタスクトレイアイコンのメニュー画面が起動する場合がございますが、その際は「start」ボタンもしくは「stop」ボタンをクリックすることで起動/停止が可能です。
なお、タスクトレイアイコンについては、その他画面・ボタンは開発中のものであり、現段階では動作しないためご注意ください。
Windowsサービスを使用したLSC起動方法
インストール時にWindowsサービス登録を行った場合は、Windowsのサービス機能でLSCの「自動起動」「手動」「無効」等の設定が可能です。
- Windowsの「サービス」の画面を起動します。
- 「LogStareCollectorService」の項目を選択後、右クリックから「プロパティ」を選択します。
- 「スタートアップの種類」から起動方法を選択します。
- 「適用」した後に「OK」を押します。
Windowsを再起動すると、「スタートアップの種類」で選択した方法でLSCが起動します。
- 「自動」を選択して再起動した場合 → LSCが自動で起動します。
- 「手動」を選択して再起動した場合 → LSCを手動で起動する必要があります。
- 「無効」を選択して再起動した場合 → LSCのサービスが無効状態になります。
LSCのアップデート手順
- LSCを停止します。
※ 上述したLSCの起動/停止手順をご参照ください。 - LSCのインストールを行います。
※ 上述したLSCのインストール手順をご参照ください。
LSCのアンインストール手順
- LSCを停止します。
※ 上述したLSCの起動/停止手順をご参照ください。 - LSCをインストールしたディレクトリから「uninst.exe」をダブルクリックします。
- LSCをアンインストールでよければ「はい」をクリックします。
- アンインストールが完了したメッセージが表示されますので、「OK」をクリックします。
「LogStare Collector」ディレクトリの削除も含めアンインストールは完了です。
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