LogStare Collector リファレンス

Windowsにおける特定プロセスの監視方法

この記事は投稿日から2年以上経過しています。

当記事ではWindowsにおける特定プロセスの監視方法について記載します。

事前準備

設定内容

  1.  LogStare Collector管理画面より「監視・ログ収集設定 > 監視・収集」を選択します。
  2. 監視対象機器を選択し、「+」を選択します。
  3. 監視・収集追加画面にて「監視」のラジオボタンを選択し、監視方式のプルダウンメニューから「SNMP監視」を選択します。
  4. プルダウンメニューから「Windows_プロセス数」を選択します。
  5. 「プロセス数パラメータ」に監視したいプロセス名を入力します。Windows上で稼働するプロセスの総数を監視する場合は空欄にします。
    • プロセス数パラメータへ設定する文字列は監視対象となるWindowsのタスクマネージャより確認出来ます。タスクマネージャを起動し「詳細」タブを押下して「名前」列に表示される文字列内で、プロセス数パラメータにて指定した文字列が含まれたものの総数を監視値として取得します。例えば、プロセスとして「wininit.exe」が一つ、「winlogon.exe」が二つある時、プロセス数パラメータに「win」を指定すると監視値として3が取得出来ます。※例示したプロセス以外の名前に「win」という文字列が含まれていないことを前提としています。
      また、プロセス数パラメータに「ini」を指定すると監視値として1が取得出来ます。※例示したプロセス以外の名前に「ini」という文字列が含まれていないことを前提としています。
  6. 「プロセス数パラメータ」を設定したら「テスト」を選択します。ホップアップが表示されますので、「はい」を選択します。「テスト」によって、「プロセス数パラメータ」に指定した文字列と部分一致するプロセス名がいくつあるかが確認出来ます。
  7. 閾値設定の「追加」を選択します。閾値設定自体につきましては以下の記事を参照してください。
    取得エラー判定回数と閾値の監視設定について
    プロセス監視では、監視対象となるプロセスの正常時におけるプロセス総数を基本として閾値を設定していただければと思います。例えば、プルダウンより「注意」を選択し閾値を「0」以下、検知回数を「1」回として閾値設定を「追加」すると、「プロセス数パラメータ」にて指定した文字列と部分一致するプロセスがWindows上で一つも存在しない時、「注意」と判定させることが出来ます。
  8. 必要な設定が完了しましたら「追加」を押下します。

以上でWindowsにおける特定プロセスの監視方法の説明は終了となります。

記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

LSC v2.2.1 build 220121 リリースノート前のページ

Linuxにおける特定プロセスの監視方法次のページ

ピックアップ記事

  1. 自社製品をAMIにしてAWSマーケットプレイスへ出品
  2. IoT機器「Raspberry pi」とLogStare Collectorで温…
  3. ログフォワーダー「okurun.jar」について
  4. Zabbixヒストリデータのレポート生成について

関連記事

  1. LogStare Collector リファレンス

    監視項目スキャンについて

    当記事では、LogStare Collector(以下、LSCと記載)…

  2. LogStare Collector リファレンス

    NetStare Suite 連携トライアルにおけるメニュー・機能説明

    当記事では、NetStare Suite 連携トライアルにおけるメニュ…

  3. LogStare Collector リファレンス

    Linuxにおける特定プロセスの監視方法

    当記事ではLinuxにおける特定プロセスの監視方法について記載します。…

  4. LogStare Collector リファレンス

    Docker版 LogStare Collectorの使用方法

    当記事では、Docker版 LogStare Collectorの使用…

  5. LogStare Collector リファレンス

    Windowsにおける、CPU使用率監視の修正と追加について

    当記事では、 について記載します。修正事項監視項目 を削除しま…

  6. LogStare Collector リファレンス

    LogStare Collector のNetStare Suite 連携トライアルにおけるチュート…

    はじめに当記事では、11月20日よりリリースいたしました、「Log…

月額200円でM356の監査ログの運用レベルUP LogStare M365

AWSのログ分析・モニタリングに 次世代のマネージド・セキュリティ・プラットフォーム LogStare

  1. SNMPを触ってみた

    ログ分析・監視テクニック

    SNMPとは?新入社員が生まれてはじめて触ってみた!
  2. 実践記事

    DNSキャッシュポイズニングやってみた
  3. ログ分析・監視テクニック

    nProbeであらゆる通信をログに記録し可視化する
  4. デフォルト画像イメージ

    FortiGate

    FortiGateのSD-WAN設定について
  5. NW機器

    PaloAltoのIPsec IKEv1 Phase1におけるトラブルシューティ…
PAGE TOP