LogStare Collector リファレンス

LogStare Collectorにて使用するJavaバージョンを変更する方法 Windows版

この記事は投稿日から4年以上経過しています。

当記事では、Windows版のLogStare Collectorにて使用するJavaバージョンを変更する手順について記載します。
※LSC v1.8.0 build190610よりJava:JDK 12 以降のバージョンが必要となります。
※導入するLSCの要件に合致したものをインストールしてください。
今回はJDK 12.0.1を使用します。

動作確認済のJDKにつきましては以下を参照してください。
LogStare Collectorの動作確認済JDKについて

設定内容

JDK のインストール

  1. 下記のサイトにアクセスし、Ready for use: JDK xxを押下します。
    JDK のダウンロード
  2. Windows/x64の記載がある赤枠のzipをダウンロードします。
  3. 取得したファイルをC:Program FilesJava配下に解凍します。
  4. 解凍されたファイルが正常に配置されているか確認します。

JAVAの変更方法①(LSCアップデート)

  1. LogStare Collectorのアップデート時に下記の画面にて、先ほど配置したファイルを選択します。
    ファイルパス:C:Program FilesJavajdk-12.0.1

    ※ アップデート方法につきましては、下記の記事をご参照ください。
    LogStare Collectorインストールからアンインストールまで Windows版
  2. アップデートが完了したのち、LogStare Collectorを起動します。

JAVAの変更方法②(設定ファイル変更)

    1. LogStare Collectorを停止します。
    2. 「sbin」ディレクトリ配下にある「kallista_env」ファイルを編集します。「sbin」ディレクトリはLogStare Collectorインストール先ディレクトリである「LogStareCollector」ディレクトリ配下に存在します。
    3. 下記は「kallista_env」ファイルの編集例です。該当箇所変更後、LSCを再起動します。※ここではjdk12からjdk15に変更する場合を記載しています。

【変更前】

~省略~

@rem Set lsc-specific environment variables here.
@rem The java implementation to use.  Required.
@rem ex) set JAVA_HOME=C:/"Program Files"/Java/jre7
set JAVA_HOME=C:/"Program Files"/Java/jdk-12.0.1   ###変更箇所###

~省略~

【変更後】

~省略~

@rem Set lsc-specific environment variables here.
@rem The java implementation to use.  Required.
@rem ex) set JAVA_HOME=C:/"Program Files"/Java/jre7
set JAVA_HOME=C:/"Program Files"/Java/jdk-15.0.2   ###変更箇所###

~省略~

以上でWindows版のLogStare Collectorにて使用するJavaバージョンを変更する手順は終了です。

なお、Linux版については下記の記事にて説明いたします。
LogStare Collectorにて使用するJavaバージョンを変更する方法 Linux版

記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

当社製品以外のサードパーティ製品の設定内容につきましては、弊社サポート対象外となります。

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